【和紅茶とは】
■日本でつくられる紅茶「和紅茶」について

 和紅茶とは、日本国内で栽培された茶葉を使用し、日本国内で製造・加工された紅茶のことです。

 日本各地の気候や風土、茶葉の品種、収穫する時期、生産者の製法などによって、香りや味わいにさまざまな個性が生まれます。同じ品種の茶葉でも、産地やつくり手によって味わいが異なることも、和紅茶の魅力のひとつです。その土地、その季節、そのつくり手だからこそ生まれる味わいを楽しめること。

 それが、日本でつくられる和紅茶ならではの魅力です。

■日本で紅茶がつくられてきた歴史

 日本の紅茶づくりは明治時代に始まり、海外への輸出品として各地で生産されました。

 その後、輸入紅茶の増加により国内での紅茶生産は縮小しましたが、茶園や生産者の努力によって生産は受け継がれてきました。

 現在では、全国各地でそれぞれの土地や品種、製法を生かした紅茶がつくられ、「和紅茶」「国産紅茶」として親しまれています。

■海外の紅茶との違い

 和紅茶と海外の紅茶は、いずれも茶の木からつくられます。味わいの違いを生むのは、主に産地の環境、品種、製法、生産者です。

 紅茶は世界各地でつくられており、インドやスリランカ、ケニアなど、それぞれの地域で異なる品種や製法が用いられています。日本でも、各地の茶園で育てられた茶葉から、さまざまな紅茶がつくられています。

 和紅茶には、日本茶として親しまれてきた品種が使われることも多く、穏やかな渋みや、やわらかな香りと甘みを楽しめるものがあります。

 また、同じ茶園でつくられる紅茶でも、気候や収穫時期などによって、年ごとに香りや味わいが変わることがあります。生産者によっては、そうした年ごとの違いも含めて、その年ならではの紅茶をつくっています。

 日本各地の茶園や品種、生産者によって、さまざまな味わいが生まれること。それも和紅茶の魅力のひとつです。